年末年始の新幹線の予約がとれない場合の対処法を紹介します。
毎年、年末年始は実家に帰省したり旅行先に向かう人で、新幹線はとても混雑します。
毎年ニュースに取り上げられる混雑状況は、もはや冬の風物詩ですよね。
この時期にお出かけする人が気になるのは、やはり新幹線の予約が取れるのか?ということだと思います。
そこで今回は、
- 年末年始の新幹線の予約が取れない場合の対処法
- 2024年〜2025年、年末年始の新幹線の混雑予想
について、詳しく紹介していきます。
まだ新幹線の予約をしていない方、混雑状況が気になる方はぜひ参考にしてくださいね♪
年末年始2024~2025新幹線の予約がとれない場合の対処法
2023年10月1日より、東海道・山陽新幹線のネット予約の「EXサービス」を利用した指定席の予約可能期間を乗車1か月前から1年前に拡大し、早く予約することができるようになっています。
そのため、予定が決まっている人は、すぐに予約するのがおすすめです!
しかし、年末年始は特に利用者が多いため、既に希望の日程が予約で埋まっている可能性もあります。
ここでは新幹線の予約がとれない場合の対処法をご紹介します。
- 自由席特急券を利用する
- キャンセル待ちをする
- 旅行の日程をずらす
- 新幹線以外の交通機関を利用する
自由席特急券を利用する
JR東海とJR西日本は、2023年からゴールデンウイーク、お盆、年末年始の3大ピーク時の「のぞみ号」の年末年始、GW、お盆期間の自由席を廃止しています。
JR東海とJR西日本は東海道新幹線と山陽新幹線の「のぞみ」について、年末年始やお盆などの混雑のピーク時期には「全席指定席」にすると発表しました
— NHKニュース (@nhk_news) September 13, 2023
ホームの混雑緩和や列車の定時運行などにつながると説明していますhttps://t.co/ghx0JzjD6q#nhk_video pic.twitter.com/YFSQ7zT1c0
これは確実に席を確保したい乗客のニーズに応えることと、自由席車両へ並ぶ乗客でホームが混雑することを防ぐ目的です。
自由席の方が安価ですし、利用していた人は残念ですよね。
しかし、実は年末年始「のぞみ号」は全席指定席になっていますが「自由席特急券」の販売は行っています。
従来のように席に座ることはできませんが、デッキ等に立ったまま乗車することはできますよ。
席に座ることにこだわりがない方にはおすすめです!
また「のぞみ号」以外の「ひかり号」や「こだま号」「みずほ号」「さくら号」の各新幹線には従来通り自由席で乗車できます。
「ひかり号」でしたら停車駅が少ないものもあるので、こちらを利用すれば他の新幹線よりは早く目的地に到着できますよ。
キャンセル待ちをする
予約がいっぱいだとキャンセル待ちをするイメージがありますが、新幹線はキャンセル待ちを行っているのでしょうか。
調べたところ、新幹線にはキャンセル待ちのシステムはありません。
しかしインターネットの「サイバーステーション」で新幹線の空席状況の確認をすることはできます。
指定席の空席状況がリアルタイムで分かるのでとても便利です。
行く予定の日に、たまたま空席が発生するかもしれませんよ。
サイバーステーションでは、予約は受け付けていません。
JR各社のサイト(JR東日本・JR北海道は「えきねっと」、JR東海・JR西日本は「スマートEX」、JR西日本・JR四国は「e5489」、JR九州は「JR九州インターネット列車予約」)で予約が行えますので、キャンセルが出たらすぐに予約をしましょう。
旅行の日程をずらす
例年、年末年始の混雑のピーク時は、駅も新幹線もものすごい混雑になります。
生後8か月連れて片道5時間半かかる年末年始の帰省辞めていいかな!?駅も新幹線も授乳室もぜーんぶ混雑してて、動けなくてギャン泣きする息子、入れないおむつ替えスペース、イライラする私、困り顔の夫……全部想像できる〜〜〜〜〜絶対地獄デストリップだ〜〜!!!!ドンドンパフパフ〜!!!
— みょん☺︎ (@And_t_hen) September 24, 2023
可能であれば、一番混み合う日は避けて、移動の日程を少しずらすこともおすすめです。
年末年始の混雑のピークは、
- 12月27日〜12月31日
- 1月2日〜1月5日
今年はこのあたりが、「最繁忙期」となります。
意外なところで、1月1日の元日は繁忙期ではなく、新幹線の料金も通常と同じなんです。
ピークを避け、日程をずらして移動するのもおすすめですよ。
新幹線以外の交通機関を利用する
新幹線の予約がとれなかったら、他の交通機関を利用するというのはいかがでしょうか。
少し金額はかかりますが、飛行機でしたら新幹線よりも早く到着できますし、高速バスでしたら時間はかかりますが安価で済みます。
今は夜行バスも、女性専用や、高級感のある座席のバスも運行していますよ。
時間に余裕があるようでしたら利用してみるのも手です!
年末年始2024~2025新幹線の混雑予想
2024年~2025年の年末年始のお休み期間は、多少前後するところもありますが、12月28日(土)~1月5日(日)までの9連休という会社が多いと予想されます。
例年に比べ、曜日の関係でお休みが長くなっているんです。
例年の混雑状況からみた、今年の年末年始の混雑ピークはこちらです。
- 下りピーク(帰省ラッシュ)
12月27日〜12月31日 - 上りピーク(Uターンラッシュ)
1月2日〜1月5日
2024年~2025年の年末年始の帰省ラッシュは12月27日から始まります。
週末となる12月28日、29日が混雑のピークで、平日となる30日、31日は比較的落ち着いてきますが、しかし混雑することに変わりはありません。
Uターンラッシュは1月2日から始まり、こちらも週末にかかる1月4日、5日が混雑のピークとなる予想です。
1月6日が月曜日で、この日が仕事始めとなる会社が多いと思います。
週末の混雑を避けるため、1月は早めに帰るという人が多くなり、2日・3日も混雑する可能性があります。
年末年始の新幹線の予約はいつからできる?
新幹線の指定席の予約はインターネット予約、駅窓口などの予約場所では、原則乗車日の1ヵ月前の午前10時から開始されます。
前月に同じ日がない場合は翌日になるので注意してください。
2024年~2025年の予約開始日時は以下の通りです。
予約開始日時 | 乗車日 |
---|---|
11月29日(木)10時~ | 12月28日(土) |
11月30日(土)10時~ | 12月29日(日) |
12月1日(日)10時~ | 12月31日(日)/1月1日(月) |
12月4日(水)10時~ | 1月4日(土) |
12月5日(木)10時~ | 1月5日(日) |
※「EXサービス」は1年前から予約可能です。
年末年始の新幹線の料金は値上げされる?
新幹線の指定席はGWや年末年始などの繁忙期は特急料金が割増しになります。
最繁忙期は400円割増、繁忙期は200円の割増になっています。
自由席は今のところ料金に変わりはありません。
引用元:JR東日本
この「最繁忙期」が、最も混み合う期間となります。
可能であれば、この日は避けた方が良さそうですね。
年末年始の新幹線の予約がとれない!まとめ
今回は年末年始の新幹線の予約が取れない場合の対処法、2024年~2025年の年末年始の新幹線の混雑予想についてご紹介しました。
東海道新幹線「のぞみ号」は、3大ピーク時の自由席を廃止しているので、全席指定席になっています。
ですが、「自由席特急券」を利用すれば座ることはできませんが、乗車することは可能です。
座ることにあまりこだわりがないようでしたら、自由席特急券を利用してみてはいかがでしょうか。
また満席で予約がとれなかった場合「サイバーステーション」で常に予約状況を確認できます。
直接予約はできませんが、常に予約状況が確認できますので、もしかしたらキャンセルが入ってその席の予約が取れるかもしれません。
ダメもとで定期的に確認するのもおすすめですよ。
年末年始は一年の中でも最も混雑する時期です。
特に今年は、曜日の関係で最大9連休と、年末年始のお休みが長くなることが予想されます。
早めに予約をして、年末年始をゆっくり過ごしましょうね。